白瀬の大学生活の記録

大学生活で感じたことをつらつらと。

大学入学後

「何になりたいか」「どんな人間になりたいか」「何を勉強したいか」、このどれも明確にできないまま、私はとある地方都市にある大学の、工学部応用化学系へ進学した。

大学2年生が終わるくらいまでは、自分が将来どうしたいのか、ということには目を向けることなく過ごした。1年生のころは毎日が楽しく、そんな問題は頭の中から完全に消えていた。2年生のころは、後程詳しく記録するが、初めてのアルバイトとサークルの運営だけで、肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいであった。

学業のほうは、1年生のころは一般教養科目ばかりで、それほど化学らしい授業はなく、高校で習った化学の知識はほとんど抜け落ちていった。2年になると専門の授業が始まったが、上に書いたように、学業以外のことで手一杯であり、その場しのぎの勉強でどうにか単位だけ取る、という状況であった。その結果、化学の基礎知識が欠落した状態で3年生に上がることとなり、化学が楽しくないどころか苦痛であるとう状況へと繋がっていくこととなる。