白瀬の大学生活の記録

大学生活で感じたことをつらつらと。

中学卒業までのこと2

友達がいなく、灰色の中学生活を送り、早く卒業して新しい環境へ身を置きたいと願っていた私は、高校では同じ中学から進学する人がほとんどいない高校へ進学することを決意した。 

私が最終的に進学したM高校は、地域で一番の進学校で、中学からの同期は4人となった。これだけ聞くと私にとって天国のように思われるが、M高校は、家から車と電車と自転車を使って片道1時間かかる場所にあった。

私の地元は前の記事で述べた通りの田舎であり、車(すなわち親による送迎)なしでその高校へ通うことは不可能だった。私がM高校へ行きたいと言い出した当初は、負担が大きすぎるということで親は反対していた。

しかし、M高OBであった担任の勧めもあり、最終的に親はM高校進学を許可してくれた。私は明確な将来の夢がなかったので(今もないのだが)、地域で一番の進学校に進学することで、進路選択の幅を広げるという意味もあった。本当に広がったのかどうかはとりあえず置いておくとして。

何はともあれ、私は中学の知り合いのほとんどいない、地域で一番の進学校へ進学することができたのである。私の、薔薇色とは言わないまでも、灰色ではなく白色か薄桃くらいにはなったかな、というくらいの高校生活が始まった。